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鼻CPAP療法とは

鼻CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:経鼻的持続陽圧呼吸療法)療法というのは、閉塞型睡眠時無呼吸症候群の患者に有効な治療法の一つです。

通常は咽頭を広げる筋肉が働いていますので呼吸できますが、睡眠時は筋肉が弛緩しすぎると喉の奥をふさいでしまい(気道閉塞)ます。このためいびきや無呼吸になりますから、鼻マスクを利用して空気を送り込み、圧力をかけ、気道を閉じないようにするのでほぼ100%の割合で有効です。


鼻CPAPは簡単に言ってしまえば鼻に当てるマスクで、この鼻マスクを付けて就寝すると閉塞性無呼吸症候群の重症患者でも熟睡ができるようになり、昼間の眠気から解放され、集中力・やる気が向上して、仕事や運転などでも眠気がなく集中できるようになることが多いです。
睡眠時の無呼吸症候群がまねく高血圧や脳梗塞、狭心症。心筋梗塞などといった循環器系の病気など、合併症を予防することができます。

一部の方はすぐに効果が現れずに一週間ほどしてから体がなんだか楽になってきたことを実感する人もいます。


睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療法として広く普及し有効性も認められています。健康保険で自宅で検査が可能な簡易型睡眠モニターで無呼吸低呼吸指数が40/時以上(重症)の人は、1カ月1回通院することを条件に、保険でCPAP治療器の使用料や診察料金がカバーされます。

また中等症の方は入院が必要な精密検査で無呼吸低呼吸指数が20/時以上でCPAPが保険適用となります。

自己負担は3割負担で月に約5000円弱程度です。CPAP療法は睡眠時無呼吸症候群の根本的な治療ではないですから、CPAPを使用しなければまた再発しますが、それでも現在では最も有効な治療法と考えられているのです。

無呼吸をしないのに必要な空気圧は個人差により異なりますので、精密な検査をもとに決定されたものです。CPAP療法で治療を始める際は一泊入院して、睡眠検査をしながら適正な空気圧を設定します。

これをCPAPタイトレーションと言い無呼吸現象が発生しなくなった空気圧が個々の患者の為のCPAP療法の処方圧ということになります。

空気の大部分は、マスク近くの穴や排気用の弁から出ていきますが、それを強く締めるとかえって漏れを増やすばかりか、痛むなどよくありません。あらかじめ決められた圧は、病状にあった適切な圧力ですから勝手に変更すると逆効果となります。



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