いびきと睡眠時無呼吸症候群について

いびきと睡眠時無呼吸症候群について

 いびきを発生している源は喉の上気道です。狭くなっている喉に、呼吸にともなって無理に空気を流すと、いびきが発生します。いびきをかく人が注意しなければいけないのは、睡眠時無呼吸症候群です。いびきをかく人のための睡眠時無呼吸症候群の知識をご説明します。

 

 まず、いびきをかく人が睡眠時無呼吸症候群であるか、否かの見極め方をお教えします。睡眠時無呼吸症候群は、毎日の睡眠時に必ずといってよいほどの頻度でいびきをかく人、その中で、いびきといびきの間に呼吸をしていない時間が生じている人、そんないびきをかく人は睡眠時無呼吸症候群を疑ってみるべきです。このような状態は睡眠中に起こっているので、ご自分ではなかなか気が付きません。

 

 睡眠時無呼吸症候群とは、言葉の意味の通りに、睡眠している時に、無呼吸の状態に陥る病気です。英語の略号ではSASと言います。この場合の無呼吸とは、少なくとも10秒以上の時間にわたって呼吸が停止している状態であると定義されています。この無呼吸が睡眠中にある程度以上の頻度で発生している人が睡眠時無呼吸症候群であると診断されます。

 

 いびきをかく人が睡眠時無呼吸症候群になっていると問題なのは、無呼吸が続くことで睡眠の質が低下し、体に疲労が蓄積し、生活習慣病を起こすことや、慢性的な睡眠不足で昼間に眠気をもよおして交通事故や労災事故を起こしてしまう原因になることです。

 

 この病気は本人がなかなか気が付きにくいのが特徴です。周囲のひとが気付いたら、ぜひ専門医の診察を受けるように勧めてあげてください。

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